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ウスメーカーの営業マン、不動産屋から塗り替えの提案をされているアパートやビルの大家さんに、塗装工事を依頼する前にするべき大切なことをお伝えします。アパートを建てたハウスメーカーが10年経つと突然訪問してきて「そろそろ塗り替え時ですよ。」といった提案、アパートやビルの管理を依頼している不動産屋が退去時のクロス貼り替えのときに「中と一緒に、汚くなった外の壁も塗り替えちゃいましょうよ。」といったような提案をされているのではないでしょうか？
「とりあえずいくらかかるか教えてよ。」ということで見積書を出してもらったけど、本当にこのまま工事しちゃっていいの？そう思っているのではないでしょうか？
塗り替えをして満足する大家さんがいます。
一方「塗り替えなきゃよかった…」と、後悔する大家さんもいらっしゃいます。
塗り替えで喜びを噛み締める方、後悔する方。その大きな違いが、2つのポイントを抑えて工事を依頼したかどうかになります。当社は、既に塗り替えをご依頼いただいた大家さんにもこのポイントをお話してから塗り替えしていただいております。おかげ様で多くの大家さんから、感謝のお言葉をいただいたり、お知り合いをご紹介していただいております。
このポイントさえおさえれば、後々後悔することがないアパートやビルの塗り替えができます。
工事を依頼する前に知っておかなければいけない2つのポイントとは？
では、その2つのポイントとはどういったことでしょうか。
1つは「工事計画」、もう1つは「価格」です。
1つ目の工事計画とは、「どんな塗料を使うのか？」、「そもそも本当に今、屋根の塗り替えまで必要なのか？」といったことです。塗料の場合、断熱塗料などの高性能な塗料を使ったからといって、ランニングコストなどの経費を安くできるとは限りません。建物ごとに経済的にベストな塗料を使って利回りを大きくすることが大切です。
だからといって、3年で再び塗り替えなくてはならないような安かろう悪かろうのずさんな工事では話になりません。こういった工事計画をご自身でしっかり行ってみることです。
本当に今、塗り替えが必要なのか？
塗り替えるならどれくらいの期間で行うべきか？
十分に考える必要があります。工事計画がざっとまとまったら塗装専門の会社に相談してみましょう。ハウスメーカーや不動産屋の営業マンは売るプロかもしれませんが、塗装のプロではありません。塗装のプロであれば、ハウスメーカーや不動産屋から提案された工事内容と大家さんご自身の工事計画を照らし合わせて、予算も考えた提案ができます。
このように、ご自身で工事計画をざっとまとめて塗装のプロに相談してみるという工事計画のポイントをおさえておきましょう。
そして、一番大切なのが価格の部分です。
驚くことにほとんどの大家さんは、今まで付き合いのあるハウスメーカーや不動産屋から提示された価格そのままで塗装工事を依頼しています。しかし、ハウスメーカーや不動産屋にすべてお任せで工事を依頼した場合、中間マージンが発生するため塗装費用が高くなってしまいます。それは本当に建物に合った適正な価格なのでしょうか？
適正な価格で工事を依頼できれば、無駄にならなかったお金を余剰として確保しておくことができ、今後のアパートやビルの運営も安心して進められます。適正な価格で工事を依頼することはアパート運営を続けていくにはとても大切なことです。
では、どのようにして適正な価格を見極めればいいのでしょうか？
適正な価格を見極めるためのヒントが1つだけあります。
それは、価格を見比べるために「相見積りを上手く使うこと」です。
相見積りとは複数の塗装会社に見積りを依頼することで、相見積りを取ると各社のサービス内容や金額、担当者の人柄を冷静に見極められるメリットがあります。しかし、多くの大家さんは、相見積りを取ることなく「その価格が妥当なものなのか？」、「依頼する会社はどういった会社なのか？」など一番重要なことが分からないまま、提案のあった会社に塗装工事を依頼しています。
その結果、塗り替えをした後に「金額が高かった…」や「塗り替えの実績もなくてひどい塗装だった…」と後悔してしまうことになるのです。そうならないように、塗装工事で一番重要となる適正な価格の見極めには、面倒くさがらずに最低3社から相見積りを取るようにしてください。相見積りを取って損することはありません。
3社から相見積りを取って適正価格を見極め、どの塗装会社に依頼するか判断すればよいのです。アパートやビルを運営していくには必ず行わなければならない塗り替えで後悔しないように、「3社から相見積りを取る」というポイントをおさえて、適正な価格で塗装工事の実績のある塗装会社を選ぶようにしましょう。
しっかりおさえておきたいのは工事実績
しっかりおさえておきたいのが工事の出来栄えです。事前にしっかりした工事をするかどうかは、その施工会社が今までに行った工事や、過去に工事を依頼したお客様の声で判断するのが一番間違いありません。今までの工事を見せてもらうには、施工会社に聞いてみるのがベストです。工事をしたアパートやビルが実際に見れなかったり、大家さんにお話を聞けないにしても、施工写真やアンケートなどで確認させてもらうようにしましょう。
それほど急いで塗装工事をしなくても良い場合は、費用のあまりかからない簡単な工事を実際に依頼してみる方法もあります。建物本体よりも先に傷みやすい階段の手すりなどの鉄部はメンテナンスサイクルが早くなります。一般的には5年程度です。
簡単な工事で出来を判断する場合は、その鉄部の塗装を依頼してみましょう。なぜ鉄部の塗装で出来が判断できるかというと、塗装で一番重要な下地処理の影響が一番現れる箇所だからです。鉄部の塗装で一番大切な工程は錆落としです。錆落としをしっかりやるかどうかでその後の塗装の持ちが大きく変わってきます。錆落としは手間と時間がかかる地味な作業です。手を抜こうと思えば、錆の上から塗装して分からなくすることもできます。
そういった手を抜こうと思えば抜ける箇所なので、会社や職人の取り組み姿勢が大きく反映されます。取り組み姿勢の悪い会社が良い工事をすることはないため、鉄部の塗装の出来で建物本体の工事の出来も事前に見極めることができます。
もう一つ大切なポイント
最後にもう一つ大切なポイントをお伝えします。
それは、価格が適正かどうかを見極めて会社を決める際には、価格だけではなくずっとお付き合いできて信頼のおける会社がどうかということが重要だということです。
多少高くても、誠実で安心できる工事をする会社もありますし、安いなりの仕事しかしない会社もあります。本当に任せても大丈夫なのか、実際に会って色々な話を聞いてみて決めるようにしてください。
その他お金や建物のお悩みなどお気軽に
費用対効果の高い塗料のことや、どれくらいの期間で塗装を行えばいいのか？などのお悩みがございましたら遠慮なくご相談ください。
建物のこと、お金のご相談など無料で承っております。
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